今回私は初めて例会を担当し「妄想スピーチ」と「ブレインストーミング」をやらせていただきました。参加者は7名でした。
妄想スピーチではみなさんに「もし◯◯だったら」というテーマで話してもらいました。そしてせっかくの妄想なので自分の中にはない発想で考える方が面白いのではないかと思い、テーマは自分で決めるのではなく他の人に決めてもらって話してもらいました。また妄想スピーチは2巡したのですが、吃音の会であることから1巡目は吃音に関連のあるテーマで行いました。そして1巡目では「もし吃音をテーマにしたテレビ番組に出演するとしたら」「もし吃音でなくなったら」「もし大人数の前で吃音のことについて話すことになったら」などのテーマが、2巡目では「もし日本の総理大臣になったら」「もしアメリカ人になったら」「もし若返ったら」「もしタイムマシンがあったら」「もしお金が無限にあったら」というテーマが出ました。妄想ということで笑いもありながら楽しい時間になったと思います。また現状を気にせず妄想で話すことで、普段は気づかない自分の思考や欲求に気づけたかもしれません。
ブレインストーミングというのは話し合いの方法で、批判をせず、実現可能かは考えずに自由な発想でたくさんアイデアを出し、その中からいいアイデアを組み合わせてさらにいいアイデアにしていこうというものです。そして今回のブレインストーミングでは、3月に埼玉言友会が主催する「吃音者のつどい」の参加者に満足してもらうにはどうすればいいかについて話し合いました。また今回はつどいの参加者の中でも「吃音の子供を持つ親御さん」に満足してもらうにはどうすればいいかについて話し合いました。その理由は参加者といっても参加する目的も年代もバラバラなので、参加者全員となるとテーマが広すぎて考えにくくなってしまうと思われたからです。
そして吃音の子供を持つ親御さんに満足してもらうためのアイデアをみなさんに出してもらった結果、大きく2つのグループに分けることができました。それは「専門家との交流」と「当事者同士の交流」です。
専門家との交流のアイデアには「吃音児の治療にあたっているSTに参加してもらう」「ことばの教室の先生に参加してもらう」「専門家に個別に相談できるようにする」などがありました。専門家との交流のメリットには吃音の知識(治療法、メカニズム、子供への接し方など)が得られるということ、また個人的な悩みの相談にも専門家の立場からのアドバイスを得られるということがあると思います。
当事者同士の交流のアイデアには「親同士が交流できるようにする」「つどいが終わった後もつながれるような親同士のグループをつくる」「子供同士が仲良くなれるようにする」「吃音者の経験を話す」などがありました。当事者同士の交流のメリットは悩みを共有できるということ、また経験談などを聞いておくことで困った時に役立つということがあると思います。
このように今回のブレインストーミングではつどいについて話し合い、みなさんに良いアイデアをいろいろと出してもらうことができました。また私は今回の話し合いを通して、つどいではターゲットをある程度絞ってやってみるのも面白いのではないかと思いました。
私は今回初めて例会の担当をさせてもらい、進行役としては未熟ではありましたが皆さんの協力で有意義な例会にすることができたと思います。ありがとうございました。
ブレインストーミングという形でミーティングをしたが、普通のミーティングと違った形で議題に対してアプローチをしていくため、今まで経験した事が無く面白かった。
ただ個人的には初めての経験だったせいか自分の意見が出せなかったので次の機会にはもう少し発言出来るように頭を柔らかくしたい。
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