台風の影響で雨模様の中、10名の人が参加してくれました。こんなに集まったのは記憶を思い起こすのはたいへんな程の出来ごとです。
春日部市からIさんとYさんが初参加、先月に続き2 回目のHさんも参加されぐっと平均年齢が下がった例会になりました。Yさんは父親が吃音でそれで興味を持ったそうです。Iさんは営業関係の仕事をやられているせいか聞き取りやすい話しぶりでした。言葉と置き換えたりとか避けたりしてしまうそうです。印象としては声に張りがありとても好感が持てました。初参加のお二人にいろいろ話してもらい質問をうける形で前半を行いました。
後半はアスペルガー症候群について勉強しました。参考資料を読み合いました。
アスペルガーは発達障害のひとつで脳機能障害です。自閉症の仲間で、対人関係の問題が起きやすい社会性の障害、ことばの解釈や使い方が独特な言語コミュニケーションの障害、こだわりが強く、変化を嫌う想像力の障害、五感が過敏な人と鈍感な人がいます。その為にストレスが多く生き辛さを感じてしまいます。その為か対人恐怖、うつ病、心身症などいろいろと二次障害が出て来ます。最後にアスペルガーの人の手記を読み、意見交換をしました。どんなふうに対応したらよいかまで話し合えれば良かったのですが、なかなかまとまりませんでした。世の中パット見ではなかなか気付かないが生き辛さをもっている人もたくさんいるものですね。
今回の例会には途中から参加させて頂きましたが、話の内容はアスペルガー症候群についてで、なかなか面白かったです。私の周りや、私自身にも少し重なるところがあったりもして、「ああ、吃音じゃなくても適応が難しい場合なんて山ほどあるんだろうな」と改めて思いました。吃音とアスペルガーは併存率が高いという話を聞いたことがありますが、吃音と発達障害の関係については、今後の研究にも期待したいところです。
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