7月例会 「他己紹介ゲームと、ディベート例会」

 

7月例会の参加者は11名。うち、初参加の方は2名でした。

 

簡単な自己紹介と近況報告の後、まず、他己紹介ゲームを行いました。2人一組になり、互いにインタビューをし合って、相手を皆に紹介します。ただの自己紹介だと、話をあまり聞かなかったり、紹介内容をすぐに忘れてしまったりするものですが、他己紹介であれば、紹介する側も聞く側も集中して取り組むので、相手のことをよく覚えることができます。「名前」「職業」「言友会に入った動機」「休日の過ごし方は?」「自分の長所は?」「人生最大の失敗談は?」など、事前に用意した項目にそって質問をしてもらいました。10分間のインタビューでは足りないほど、皆さん盛り上がり、深い話を聞き出していました。

 

後半は、ディベートを行いました。3~4人ずつ3つのチームに分かれての総当たり戦で、肯定派立論→否定派質疑→否定派立論→肯定派質疑→作戦タイム→否定派反駁(結論)→肯定派反駁(結論)という流れで討論を行いました。テーマは、「吃音を治すよう努力すべきか」「吃音を考慮して仕事を選ぶべきか」「吃音を周囲にカミングアウトすべきか」など、吃音に関すること。皆さん真剣で、ついつい声が大きくなったり、相手側に寝返る人がいたりと、白熱した(?)議論が繰り広げられました。自分の本心とは逆の立場で意見を言わなければならない場合に皆さん苦労しているようでした。また、必ず全員が発言するというルールを作っておいたのはよかったと思います。

 

とても濃い内容だったので、3時間があっという間でした。まったりゆったりとくつろぐ例会もいいですが、たまには、頭をフルに使って密度の濃い時間を過ごす例会もいいなと思いました。いろいろな活動をバランスよくやっていくのが大切かなと感じます。