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テーマ「英語らしく発音しよう!」
参加者:5名
日本人が英語を聞き取ることが苦手な理由のひとつに、英語の発音の変化のルールを知らないことが挙げられます。
今回はその変化のルールを講義し、参加者の発音をビフォーアフターしようと試みました。
モデル文は以下の通りです。まず一人ひとりに音読してもらいました。
A: Thank you for coming to our interview today. Unfortunately, the position you applied for has already been filled. However, there’ll be another position opening up in our overseas planning department. We have a lot of interest in your qualifications and would like to know if you wish to be considered or not.
B: It sounds interesting to me. Would you please tell me more about it?
<訳>
A: 本日はわざわざ面接にお越しいただきありがとうございます。残念ながら今回ポストはもう埋まりましたが、海外企画部で別に募集しております。ついてはご興味はおありかどうかお尋ねしたいのですが。
B: はい、ございます。もう少し詳しくお話しいただけますか。
音の変化の一例を紹介します。
短縮:単語と単語が結びつく(there’ll )ゼァル
連結:子音と母音が繋がる(has already)ハゾーレディ
脱落:子音が連続する場合は前の子音が聞こえない(planning department)
プラニンデパートメント
同化:[k]で終わる単語の次にyouがくると「キュ」の音に変わる(Thank you)
弱形:代名詞、冠詞、前置詞、接続詞は弱くなる(you, the, for, and)
変形:[t]が母音に挟まれると「ラ行」に聞こえる(about it)ァバウリッ
一通り音の変化を説明した後、文章のどこが変化しそうか予想してもらい、その後、お手本のCDを聞き、音の変化を体感してもらい、実際にみんなで発音もしてみました。
仕上げに再び一人ひとりにモデル文を音読してもらいました。講義後は、発音が劇的に良くなった参加者もいました。
繰り返し練習すると発音は良くなり、また、発音できる音は聞くこともできるので、リスニング能力もアップします。
引用文献(モデル文):
英語リスニングのお医者さん(著:西蔭浩子)
※他に、世界大会でのアメリカ人二人のスピーチを聞きました。また、初参加者が2人いたので、自己紹介・近況報告などもしました。
【感想】
初めて参加したが、思った程、緊張せず楽しめました。 また、機会があれば来たいと思う。
(30代男性)
今日の例会で更に英語の深い所まで知れて良かったです。
(20代男性)
最初の世界大会でのアメリカ人のマイメッセージでは、吃音に対する考え方が日本と共通する部分があり言友会の様なグループを作って前向きに吃音と向き合ってるなと思いました。
今回、メインだった英語の発音の変化は、読み方がとても難しかったです。 他の参加者の人は、とても上手に発音出来ていて自分が一番下手な発音してたなと思いました。(笑)
今まで、英語を取り入れた例会は、無かったので斬新さがあって学生時代の英語の授業を受けている感じがして楽しかったです。
(30代男性)