8月例会 「偏愛マップ&コミュニケーション障害・吃音の派閥について」

今回の例会は、お盆休み最終日に行いました。休み明け前と言う事もありましたが4名の方がご参加下さりました。最初に軽く自己紹介から入りました。自分自身の吃音症状や参加した経緯などを話しました。

続いて、より参加者同士の事を良く知りコミュニケーションを深める為、「偏愛マップ」と言うコミュニケーションツールを用いた物を行いました。好きなものを紙いっぱいに描いて、それを見せ合いながら2人1組になって会話してもらいました。描いたものの中に、共通の話題や自分との接点があれば盛りあがったり相手に好感がもてたりします。10分間で「偏愛マップ」を作成してもらい聴き手と話す側で分けて会話をしてもらいました。やっぱり自分の好きな事を話すと皆さん笑顔で楽しく話されておりやって良かったです。

後半は、コミュケーション障害について吃音以外のジャンル(内気な性格・社交不安障害・対人恐怖症・自立神経失調症)を挙げて自分自身に当てはまるものが有れば症状や経験談や吃音の派閥について自分の考えを述べてもらいました。

吃音者の派閥について

1、「吃音は、障害じゃない」

2「吃音は、あるけど上手く隠して生活している。そっとしておいてほしい」

3、「吃音があって困っている。障害者としての選択肢もほしい」

 

この3つの派閥を挙げました。大体の方が12の間が妥当な考え方をしていました。 

 

これまで3回例会担当しましたが中々、まとまりが無く進行が上手く出来ませんでした。あまりこう言う経験もないので緊張感も出てしまいました。また、次回に生かしていければと思います。 参加されたみなさまありがとうございました。

【感想】

◆アイスブレイクで自分の事を話せて良かった。もうちょっと話す内容を増やしていけた

 ら良いなと思った。吃音の派閥抗争は、人によって違うと感じた。 

  (10代男性)

 

◆言友会に初めて参加しましたが、自分以外にも同じように悩みを抱えている人が居ると

 知れたことで、自分だけが悩みを持っている訳でない。みんなそれぞれ頑張っていると

 感じられて参加して良かったと思います。

  (20代男性)

 

◆偏愛マップでは、それぞれの方の好きなものについて知ることが出来、理解を深めるこ

 とが出来ました。コミュニケーション障害についても様々な経験から学ぶことが多くあ

 りました。吃音の派閥については、とても難しい課題で、捉え方次第で世界が変わって

 しまうので多様性について簡単にまとめる事は、出来ないと思いました。

  (20代男性)

 

◆前半は、グループワークでたくさん話せて良かった。後半は、障害や派閥に対して経験

 や意見をロジカルに話すのに苦労した。

  (40代男性)